vol.104 人気縁結び神社の恋を叶えるお祭り

人気縁結び神社の恋を叶えるお祭り

お参りするだけじゃ物足りない、もっと積極的に恋愛成就を願いたい!という人は、縁結びのお祭りがおすすめ。高らかな祝詞にのせて、良縁を祈願してもらいましょう。

1.毎月1回、龍神さまのパワーに触れる~ 九頭龍神社の月次祭

湖畔の森の中に鎮座する九頭龍神社本宮。
月次祭のようす。財界や政界の参列者も多いとか。

神奈川県箱根町の九頭龍神社本宮(くずりゅうじんじゃほんぐう)は、芦ノ湖畔に鎮座するとても小さなお社です。芦ノ湖で暴れ人々に害を与えていた毒龍が箱根大神の霊力を授かった万巻上人により調伏されて九頭龍神になったという九頭龍伝説に由来する神社ですが、いつしか口コミで縁結びの御神徳が伝わり、毎月13日に本宮でおこなわれる月次祭は東京からツアーバスが出るほどの人気になりました。
当日は、元箱根港から専用の参拝船に乗って本宮へ行き、月次祭に参列。再び参拝船で港へ戻ったあとに、箱根神社と箱根神社の境内にある九頭龍神社新宮に参拝するのが一般的な流れになっています。

参拝船は13日のみの出航ですが、普段は徒歩でアクセスすることができます。本宮は箱根園というリゾート施設の敷地内にあるため、車なら駐車場代1000円、九頭龍の森入園料500円を払う必要があります。30分ほど歩きますが、湖畔の森を抜けるルートで景色もいいので歩くのが好きならおすすめ。とはいえ参拝船は往復1000円なので、月次祭は本宮に手軽にアクセスするチャンスでもあります。

月次祭は、3回以上参列すると願いがかなうという口コミも。ご祈祷を申し込むと参列した月の和名が入った小さな「参拝証」がいただけるので、コンプリートを目指して通う人も多いとか。箱根の自然に触れ、龍神さまのパワーをもらえる毎月の参拝は女子力をあげてくれそうです。

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2.「恋が叶う」とウワサの授与品も!~ 川越氷川神社の良縁祈願祭

一体一体、巫女さんたちが手作りしている「縁結び玉」は、通常1日20体限定。「恋が叶う」と大変な人気です。
たくさんの願いが集まった絵馬のトンネル。恋愛に関する願いも多いので、自分もがんばろうという気持ちになれそうです。

埼玉県の西部にある川越は、蔵造りの町並みが広がる観光地。「良縁祈願祭」をおこなう川越氷川神社(かわごえひかわじんじゃ)は、観光客が行き交うエリアから少し離れた静かなエリアに鎮座しています。

主祭神の素盞嗚尊(すさのおのみこと)に加え、素盞嗚尊の妃神や妃神の両親も御祭神であり2組の夫婦神が祀られていることから、夫婦や家庭円満、縁結びの神さまとして慕われてきました。

「良縁祈願祭」がおこなわれるのは、末広がりで縁起がよい毎月8日と第4土曜の8時8分から。

参列すると、「境内の小石を持ち帰り大切にすると良縁に恵まれる」という言い伝えが元になった縁起物「縁結び玉」や良縁祈願祭だけのお守り、絵馬などがいただけるのも魅力です。川越氷川神社の縁結びの授与品は、とてもかわいらしいデザインで肌身離さず持っていたくなるものばかり。女子力もあげてくれるのか、参列した後に「恋が叶った」「婚約した」というお礼参りに訪れる人もたくさんいるようです。

当日は、予約の必要なく朝7時50分までに受け付けをすませれば参列できます。人数制限はありませんが、参列者が多い場合はおよそ80人ごとに御祈願がおこなわれるので、受け付けは早めの方がよいでしょう。川越駅や本川越駅からは小江戸巡回バスが臨時運行する良縁祈願祭臨時バスが催行されていますので、時間を合わせて訪れるのがおすすめ。

祈願祭の後は、川越巡りもあわせて楽しんでみてはいかがでしょうか?

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3.八百万の神さまに幸せなご縁を祈願~ 出雲大社 縁結大祭

男女の縁だけではなく、人と人、人と物などすべてのご縁に御神徳があります。
一生に一度は参列したい、縁結びのお祭り「縁結大祭」。参列は2000人までと決められています。

縁結びのお祭りとして外すことのできないのが、島根県出雲市の出雲大社(いづもおおやしろ)の「縁結大祭」です。旧暦の10月・神在月の出雲では、神さまの縁結び会議こと神議り(かむはかり)がおこなわれると伝えられていますが、「縁結大祭」はその真っ最中に奉仕されるお祭りです。

お祭りでは、参列者の前で御祭神・大国主大神をはじめ全国から集われた八百万の神さまへ幸縁結びを願う祝詞が奏上されます。大変貴重な機会なだけに、境内は女性を中心にさまざまな良縁を願う老若男女の参列者であふれ返ります。

2014年の開催日は12月6日(土)と8日(月)。6日は土曜日なので、土日がお休みの方が参列できる格好の日取りになりました。ちなみに、開催する2日とも内容は同じなので、どちらか1日だけ参列すればよいでしょう。

まだまだ先の開催日ですが、準備は半年前くらいから進めておきたいところ。参列するには、往復はがきでの申し込みが必要で、詳細は毎年1ヶ月ほど前に公式サイトで告知されます。

飛行機や宿も非常に混雑するので早めの予約が必須です。特にアクセス便利な出雲大社周辺や出雲市駅周辺の宿は限られるので気をつけて。

当日は朝8時に受付を開始しますが、前の方で参列したい場合は7時台から受付に並びましょう。席を取ったら、10時までの間に本殿などにゆっくり参拝することもできます。
出雲大社周辺の見どころやお楽しみも豊富。松江市の八重垣神社(やえがきじんじゃ)も縁結び祈願なら外せませんし、出雲大社のお隣にある島根県立古代出雲歴史博物館も日本神話にロマンを感じる方なら必見です。

ゆとりのあるプランを早めに立てて、出雲神話にふれる旅を楽しんでください。

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4.《その他の神社》どこ行く?縁結びの神社

東京大神宮(とうきょうだいじんぐう)東京・千代田区

身につけると彼が出来る!?
縁結び鈴蘭守りが人気

今戸神社(いまどじんじゃ)東京・台東区

招きネコ発祥の神社で
恋愛運アップ!

地主神社(じしゅじんじゃ)京都・京都市東山区

「恋占いの石」で行く末を占う

青島神社(あおしまじんじゃ)宮崎県・宮崎市

神域の島に伝わる恋を叶えるおまじない

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